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ココだけの塩の話(2)

人間の体液は海水同じ成分
 人間の体液は、太古の海水と類似した成分を持っていることが判明しています。人間の細胞は海水中に浮かんでいるのです。
 塩は、太陽・空気・水などと同様、人体にとって生命を支えるために絶対不可欠なものです。細胞は、 常に一定の塩分と他のミネラルが含まれていなければ、生きられない宿命を背負っているのです。
質のよい塩
 人間にとって「基本的食べ物」である塩は、質のよいものを摂ることが大切です。
 市販の食塩の「NaCl」はあまりにも純粋、高純度の化学薬品のようなもので、良い食品とはいえません。それに比べ、 地殻変動でできた海水湖の水分が、永い年月をかけて太陽により蒸発されてできた岩塩『気高塩』はとても良質な塩です。
陰性高血圧
 血圧の原因は、塩分や陽性の酸性食品である肉・卵・チーズ・赤身の魚などによるコレステロールだと思われています。 しかし今の高血圧は、砂糖・果物・牛乳・アルコール・酢などの陰性食品で血管がふやけて、内径が細くなる陰性の高血圧の傾向があります。
 陰性高血圧で減塩すると、益々血圧は上がり、血管内の粘膜がはがれて脳細胞につまり、ポケや脳梗寒の原因となります。 ボケや脳梗塞が増加しているのは、減塩が原因の一つとして考えられます。
にがりとは?
 玄米自然食派で、長い間海水塩を摂っていた人は、顔色が黒く背骨などが硬く、年よりも老化している傾向にあります。 これは海水塩の中のニガリが影響したためです。
 海水塩のニガリは超陽性で、体内で固まるとハンマーで叩いても壊れないくらいに硬くなり、晩年どんなにお茶や果物を とってもゆるまなくなります。ニガリは陽性で、骨髄の中心へ入り、骨髄の代謝にも悪い影響を与えます。
 その点、悪性のニガリの少ない『気の高まる塩』は安心です。自然食派の多くの方は、焼塩にするとニガリの害を防げると 考えているようですが、どうしてもニガリの害は残っています。
 そのためニガリの害が出て、自然食・海水塩派の方々は血流が悪くなり、顔色が悪く、背骨など身体が固く、腎臓が悪く、 牛よりも老化している傾向にあります。ニガリは人体内のタンパク質と結合し、 色々な器官や腸内に傷やただれをつくって破壊し腎臓を傷めます。
 豆腐はタンパクとニガリがくっついているので安心です。タンパクのない梅干し・タクアンは 『気高塩』が安心です。  
減塩の害
 減塩で塩不足の時の症状‥①全身のだるさ ②脱力感③思考力低下 ④イライラして落ち着きがない  ⑤根気がない ⑥食欲不振 ⑦胃腸病 ⑧ボケ ⑨物忘れ ⑩老人性痴呆 ⑪アトピー性皮膚炎 さらに悪化して、 精神病、腎臓病、肝臓病、肥満、心臓病、糖尿病、凶悪犯罪、青少年非行、エイズなどへと進行します。
 身体に良くない精製塩や海水塩は減塩すべきですが、正しい塩を減塩すると様々な病気になるのです。
塩が基本
 玄米酵素・サポニン・プロポリス・中庸茶・ミネラル水なども塩の力を借り、塩とともに飲むことによって、 その働きは何倍にもなります。塩によって血液を濃くすることによって、血液の浄化ができます。血液浄化と同時に体液毒素が排泄されます。
 塩を基本にしない健康法は、一時的によくなってもまた再発します。塩はこれらすべての土台であり、基本なのです。
長寿村と岩塩
 長寿村には、村全休が長い間に亘って百歳以上生きる長寿者が多いのです。その殆どの長寿者は岩塩を使用しています。 海のそばに長寿の人がいることがありますが、本人の持っている生命力でしょう。海の塩を摂るときに、長年カマスに入れてニガリを落として 食べて長生きしている人もいます。
疲労回復
 疲れた時に甘い物で回復すると言う人は、砂糖中毒になっているのです。砂糖は白い麻薬と言われているのは その為でしょう。疲れた時こそ、塩水や塩番茶が疲れをとってくれるのです。午前中、特に朝、塩分を適度に摂ると陽性になり、 一日中元気で遊びまわることができます。
適塩
 人間が生きているのは、水と塩で支えられているからです。塩は体内でナトリウムイオンとして細胞中の浸透圧を 調整しています。ビタミン欠乏は病症を起こすだけですが、塩の欠乏は死を招きます。生命維持に不可欠なものなのです。 “塩分の摂りすぎに注意しましょう”“減塩しましょう”と塩分を敵視していますが、とんでもない間違いです。 正しい塩分を適量とり入れることが健康の秘訣です。
不可欠なもの
 塩は不浄のものを清め、人体に悪影響を及ぼすものから身を護ってくれます。塩は化膿を防ぎ、 悪臭を消す力があります。腐敗を止めたり、体液成分のバランスもはかります。塩は人間が生きていくために不可欠な成分です。 塩分はとってはいけないのではなく、問題は塩の質なのです。
SOD酵素の活性
 最近、老化や癌の原因は、体内に過剰に発生した活性酸素であることがわかってきています。 これを取り除く手助けをしてくれるのがSOD(抗酸化酵素)です。SODは、米胚芽・大豆・ハトムギ・ゴマ・緑黄色野菜などにも 多く含まれています。なぜ活性酸素が過剰に発生するか? それは体内に有毒物質が入ってくるからです。塩にはこの有害物質を取り除き、 活性酸素が過剰にならないようにするすばらしい働きがあるのです。
腸内細菌
 人の腸内には、300種類、約100兆個の腸内微生物が生息しています。この腸内微生物を健全な状態にしておくことが、 健康の最大条件の一つです。この腸内微生物の働きに大きな役割を与えるのが塩なのです。正しい塩(岩塩)を適量とることにより、 良性微生物が増え、腸が正常に働き、病気を防ぐことができます。 減塩すると漬物が腐るように、塩が不足すると悪性微生物が増え、 異常発酵し、病気の原因となります。
腎臓に塩
 元東大名誉教授で、静岡県立大学学長の星猛先生は、長い研究の結果、「減塩なんて必要なかった」と言われています。 塩は血圧を上げて健康を害する「悪者」とばかり思い込んでいませんか?実はこれは、とんでもない大間違いなのです。星先生によれば、 人間の腎臓にはきわめてすぐれた塩分調節機能があり、一日35グラムの範囲で塩分をとっても血圧に支障なく、 正常な生活が送れると発表しています。もちろんどんな質の塩をとるかがポイントなのです。
国家的な犯罪
 日本では安い塩を求め、ついに工場で合成する化学塩しか使えない塩を食用に供した、 国家的な犯罪を不問に伏しておいていいのでしょうか。
解毒
 野菜や米には、陰性な農薬が含まれています。化学肥料で栽培されたものは、 さらに陰性に傾き、腐りやすく溶けやすい状態です。そのような野菜や米を『気 高塩』の塩水浸しておくと鮮度が保てる上に、 塩の陽性で農薬などの陰毒を毒消しできます。
 米をとぐときに塩水に20分位浸しておいてから洗い流し、炊くときに小さじ一杯位の『気 高塩』を入れると、 ふっくらしたおいしいご飯が炊きあがります。
眼の緩み
 目の悪い症状のほとんどは、陰性体質のゆるみからきています。
 ミネラルバランスのよい岩塩を水に入れて飲むと、5~6分後、視力が回復すると言われています。体温も0.5度から1度も上がるのです。 これはミネラルを含んでいる塩だけでおこり、精製塩ではおこりません。
 目の悪い人には、昔から日本人がご飯にかけて用いてきたゴマ塩をおすすめします。
漬物のきめて
 漬物の味は、塩の性質が決め手になります。『気高塩』は野菜にある自然の微生物を繁殖させます。 この微生物が順調に繁殖することにより酵素が働き、香り豊かな漬物ができあがります。
 日本伝統の漬物は、塩が決め手なのですが、一般販売されている漬物の多くは、化学塩を使用しています。純度99.5%塩化ナトリウムの化学塩では 大切な微生物を殺してしまいます。うま味も落ち、腐敗しやすくなってしまいます。
しまる性質
 或る若い女性で、「まぶたが垂れ下がってきた」と相談され、「甘いものか、果物が好きでしょう」とたずねたところ、 「ご飯に砂糖をかけて食べている」という返事にびっくりしたことがあります。砂糖のもつ『ゆるむ性質』によりおきた症状です。 胃下垂なども果物のとりすぎによっておこります。
 このような症状に対し、『しまる性質』を持つ、ゴマ塩を利用します。 塩のもつ収縮性とゴマの小粒という陽性でしまる性質を利用すると、徐々に改善されます。
ナトリウムカリウムのバランス
 人間の根本機能の中心は自律神経にあります。自律神経のバランスの秘密は、 カリウム(ゆるめる陰性)とナトリウム(しめる陽性)の均衡にあるのです。
 ナトリウム(塩)を1とすると、カリウムが5~7というバランスが健康体であり、そのアンバランスが病気なのです。減塩すると、 このバランスが崩れて神経の電気的伝導が遅くなり、ろれつの回らない、行動力の鈍い、脳軟化気味の寝たきり老人となるのです。
ゆるめる
 順天堂大学総長だった有山登博士によると、砂糖水を飲ませてレントゲン透視で観察したところ、 胃は少し下垂し、ぜん動運動が5~10分間止まる糖反応が現れるそうです。砂糖の陰性でゆるめる力が働いたわけです。 砂糖を多く含んだものを食べ過ぎると、末梢血管がふくらみ軟化が始まります。150圧位の血圧でも切れやすくなるのです。 ゆるめる陰性の甘いものを多くとる現代人には、しめる陽性の塩は絶対必要なものなのです。
日本人の知恵
 土蜘蛛族、貝塚族たちが30歳位の短命民族だったのは、ニガリの多い塩をとることによって動脈硬化をおこし、 肉体の老化が早まり、早死の運命をたどったからです。自然塩と言われている塩には、恐ろしい悪性ニガリが入っているのです。 味噌、醤油、豆腐ではその害がなくなります。これはすばらしい日本民族の知恵なのです。
『気高塩』は、その点では最も安心できる塩と言えるでしょう。