減塩信仰の誤り | ||||
昭和57年に、高血圧のノーベル賞ともいわれる高血圧学会賞をとった青木久三助教授は、 減塩で血圧のさがる人は100人の内で2~3人で 塩とは関係ない高血圧で、無理な減塩がかえって心身に悪影響を与えると言っています。 ほとんどの高血圧症は、腎臓障害、ホルモン異常、血の汚れ、血管の汚れなどによるものと考えられます。 | ||||
化学塩はなるべく摂らないように | ||||
日本では安い塩を求め、つい工場で合成する化学塩を造りました。その結果、 塩は悪者という現代の迷信を生み出しました。最初は工業用のみ限定でする方向でしたが食用にしました。今は日本専売法によりかってに 売ってはいけないことになっています。造り方は、イオン交換樹脂膜製塩法により99.5%塩化ナトリウム常に塩辛いだけで微生物繁殖しない危険塩で、 薬品と同じです。この塩をとっていると、陽性ではなく逆に陰性になってしまいます。身体に入ると化学薬品と同じで多くのビタミン・ミネラルを奪い、 貝も砂を吐かないですぐに死んでしまいます。 | ||||
正しい塩(岩塩)の効能 | ||||
この腸内微生物を健全な状態にしておくことが、健康の最大条件の一つです。この腸内微生物の働きに大きな役割を与えるのが塩なのです。 正しい塩(岩塩)を適度とることにより、良性微生物が増え、腸が正常に働き、病気を防ぐことができます。減塩すると漬物が腐るように、 塩が不定すると悪性微生物が増え、異常発酵し、病気の原因となります。 塩によって血液を濃くすることによって、血液の浄化ができます。血液浄化と同時に体液毒素が排出されます。 疲れたときこそ、塩水や塩番茶が疲れをとってくれます。午前中に、とくに朝に塩分を摂ると陽性になり、1日中元気で遊びまわることができます。 人間が生きているのは、水と塩で支えられているからです。塩は体内でナトリウムイオンとして細胞中の浸透圧を調整しています。塩の欠乏は死を招きます。 塩は化膿を防ぎ、悪臭を消す力があります。腐敗を止たり、体内成分のバランスもはかります。 人間の根本機能の中心は自律神経にあります。この自律神経のバランスの秘密は、カリウムとナトリウムの均衡にあります。 ナトリウム:カリウム 1:5~7のバランスが健康体です。塩が不足するとこの均衡が崩れて、神経の伝達機能が低下して、 行動が鈍くなり頭も鈍化してきます。 老化や癌の原因は、体内に過剰に発生した活性酸素であることがわかってきています。これを取り除く手助けをしてくれるのがSOD(抗酸化酵素)です。 SODは、米胚芽・大豆・ハトムギ・ゴマ・緑黄色野菜などにも多く含まれています。なぜ活性酸素が過剰に発生するか? それは体内に有毒物質が入ってくるからです。塩にはこの有害物質を取り除き、活性繋が過剰にならないようにするすばらしい働きがあるのです。 |
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使用方法 | ||||
或る若い女性で、「まぶたが垂れ下がってきた」と相談され、「甘いものか、果物が好きでしょう」とたずねたところ、ご飯に砂糖をかけて食べている」 という返事にびっくりしたことがあります。砂糖のもつ『ゆるむ性質』によりおきた症状です。胃下垂なども果物のとりすぎによっておこります。 このような症状に対し、『しまる性質』を持つ、ゴマ塩を利用します。塩のもつ収縮性とゴマの小粒という陽性でしまる性質を利用すると、徐々に改善されます。 |