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免疫力とは?

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免疫システム
免疫システム

  炎症を抑えたり、熱を上げたり下げたり、血圧を上げたり下げたり……、私達の体には本来そういった自らを癒す能力が備わっています。 それが自然治癒力といわれるものです。
  これからお話する「免疫力」はその自然治癒力の中でも特に重要な仕組みです。「免疫力」など というと難しく考えてしまいますが、要は私達が健康を話題にする時によく使う病気に対する「抵抗力」と同じ意味です。 もっと端的に言えば、本来の自分に戻そうとする復元力が、免疫力なのです。
  私達が生きているこの世界には、細菌やウイルス、 空気中の塵や花粉、食べ物など、多くの物質が存在しています。その中には病原性の細菌やウイルスなど、ひとたび入り込むやいなや体に害を与え、 時には人を死に至らしめる恐ろしいものもあります。その体外から侵入してくる細菌やウイルスなどの異物(非自己)を外部へ排除したり、 抹殺したりして自分の体(自己)を守るために、私達は「免疫」という自己防衛機構を持っているのです。

  免疫には自然免疫と獲得免疫があり、通常は自然免疫が働き、傷口や粘膜から侵入してきた病原菌やウイルスをやっつけます。 そこで防ぎきれなかった場合は、今度は獲得免疫が出動して侵入者をやっつけます。
  自然免疫には可溶性物質である補体やリゾチーム、 インターフェロン、また細胞としてはマクロファージやナチュラルキラー(NK)細胞などがあります。 獲得免疫では病原菌などの抗原を抗原提示細胞(APC)が取り込み、抗原の情報をT細胞に送ります。 これを受けたヘルパーT細胞はB細胞に情報を送り、抗体(免疫グロブリン)を作るように指令を出します。 B細胞が抗体を生産するには通常一、二週間かかります(上図参照)。
  抗原がウイルスの場合は、 ヘルパーT細胞からの情報に基づいてキラーT細胞が免疫グロブリンを生産し、ウイルスに感染した細胞を攻撃し、 ウイルスの増殖を阻止します。T細胞には攻撃終了の合図を出して免疫作用を抑制する役目のサプレッサーT細胞もあります。 B細胞・T細胞のリンパ球とそれ以外のマクロファージ、好中球、好酸球などの免疫細胞は白血球の中に住んでいます。 また獲得免疫は、一度やっつけた病原菌の免疫情報を長い間記憶しているため、 はしかやおたふくなどの病気には一度かかったら二度とかからないのです。

  このように私達の体は、「免疫」という生体防衛機構によって何重にも守られているのです。 しかしこの免疫システムがひとたびバランスを崩すと、免疫機能が低下してしまい、病気になりやすくなってしまいます。

以上の内容は愛用者のための参考資料です。体感の仕方、適量などは人によってそれぞれ違います。 医薬品、ダイエット食品ではないので効果を約束するものではありませんので、ご注意ください。