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●ビタミンC
ビタミンC(アスコルビン酸)は、体の健康維持に非常に重要な役割を果たす水溶性ビタミンです。 ビタミンCが体に与える影響や、摂取することによる主な効果は以下の通りです。

1. 抗酸化作用
ビタミンCは強力な抗酸化物質であり、体内のフリーラジカル(細胞やDNAを損傷する不安定な分子)を中和します。 これにより、老化の進行を遅らせたり、心血管疾患やがんなどの慢性疾患のリスクを減らす効果があります。

2. コラーゲンの生成促進
ビタミンCはコラーゲン生成に不可欠です。コラーゲンは皮膚、血管、骨、腱、靭帯などの結合組織の主要な構成要素であり、 傷の回復を助けたり、皮膚の健康を維持するために必要です。ビタミンCが不足すると、皮膚が乾燥しやすくなったり、 しわができやすくなる可能性があります。

3. 免疫機能の向上
ビタミンCは免疫系の働きを強化し、感染症や風邪に対する抵抗力を高めるのに役立ちます。 免疫細胞(白血球など)の活動をサポートし、病原体と戦う能力を向上させることで、風邪の症状を軽減したり、 回復を早めるとされています。

4. 鉄分の吸収促進
ビタミンCは植物性食品(非ヘム鉄)からの鉄分の吸収を助けるため、特に鉄欠乏性貧血の予防や改善に役立ちます。 ビタミンCを鉄分を含む食事と一緒に摂取することで、鉄の吸収効率が向上します。

5. ストレス軽減
ストレスがかかると、体内のビタミンCが消耗されるため、ストレス対策としても役立ちます。 ビタミンCを十分に摂取することで、副腎がストレスホルモン(コルチゾール)を適切に管理できるようになります。

6. 抗炎症作用
ビタミンCには炎症を抑える作用があり、慢性炎症のリスクを減少させます。これにより、 心血管疾患や関節炎などの炎症性疾患の予防にも役立ちます。

7. 心血管疾患のリスク低減
ビタミンCは血圧を下げたり、動脈硬化の予防に寄与するため、心臓病や脳卒中などの心血管疾患のリスクを軽減するとされています。

8. 目の健康維持
ビタミンCは目の健康に寄与し、特に白内障の進行を遅らせたり、加齢黄斑変性(AMD)から目を守るといった効果が期待されています。

ビタミンCの摂取源
ビタミンCは、柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツなど)、イチゴ、キウイ、ピーマン、 ブロッコリー、ほうれん草、トマトなどの果物や野菜に豊富に含まれています。

摂取量と過剰摂取

推奨される1日のビタミンC摂取量は、成人男性で約90mg、成人女性で約75mgです。 過剰摂取しても水溶性のため体外に排出されますが、極端に大量に摂取すると下痢や胃腸の不調を引き起こすことがあります。

ビタミンCは、日常的な健康維持に欠かせない栄養素なので、バランスの取れた食事の一部として意識的に取り入れることが重要です。
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